着物の衿ってどんなもの?

着物の衿ってどんなもの?

うん。うん?はて?
何の為に付けるんでしょうか。
⬇️⬇️⬇️
半衿と重ね衿(伊達衿)


そんな訳で衿について...ズーム。

 

前回のブログでは、
着物の衿合わせについて
いろいろと書きましたが...
今回は、衿そのもの?(笑)
半衿と重ね衿(伊達衿)について
お話して行こうかと思います。


さて。。。

簡単に説明しますと
着物の衿を防ぐ実用的なのが
半衿にあたります。

 

半衿って?
どんなものでしょうか。

半衿は、長さが1~1.1m
幅は15cm程の1枚布です。

メイクなどで汚れやすい
着物の衿の汚れを防ぐもので
長襦袢の衿に縫い付けて使います。
顔まわりを囲む半衿は、
着物とのコーデと顔映りとの
バランスを考えながら美しい
取り合わせを考えます。

 

 

 

 

成人式で着る振袖などには
刺しゅうを施したものや
様々な色柄物など楽しいものが
たくさんありますよね。

しかし、もともと半衿は
汚れ防止が前提でしたから
半衿が誕生した初期のころは、
色は黒で汚れが目立たない様に
なっていたんです。

 

 

半衿が着物のおしゃれとして
人気が出たのは、明治以後と言われています。
大正から昭和時代初期にかけ、
さまざまに趣向を凝らした半衿が登場するようになったようです。


また、

ぐっとさかのぼって江戸時代。
江戸の処女は、緋色(赤)の半衿で
材質は鹿の子や絞り、ちりめんの
無地を用いてました。
当時の上方(京都方面)では、
それに合わせて緋ちりめんに
金糸で網とか麻の葉などの刺繍を
したものだったとか...

結婚すると緋色の半衿をはずし
紫や黒などに付け替えをしていました。

※  画像お借りいたしました。

 

 

 

 

 

現在でも京都では、
舞妓さんが1人前の芸者になるとき
『衿替え』と言う儀式を行うのも
当時の習慣を継承したもののようです。

 

 


続いて参りましょう。


またまた今度は、

重ね衿って?
どんなものでしょうか。

重ね衿(伊達衿)は、
着物を重ねているように見せて
色の重なりを楽しむ為のものです。

重ね衿は、伊達衿とも言います。
長さ1.2~1.3m前後
幅が10~12cm程の裏地付きの二重仕立ての布です。

 

 

 

 

 

 

着物の衿に直接重ねて、何枚か
着物を重ね着しているように
見せるために使います。

重ね衿を付けると、とても
着物の胸元が華やかになります。
重ね衿は、半衿と異なり
必ずしも必要なものではなく
着物で色合わせを重ねて楽しむ
装飾的な用途に使う小物ですね。

 

 


いかがでしたか?

 

使い分けがむずかしい
「おしゃれにも役立つけれど汚れ防止のための衿」である半衿と
「純粋にオシャレのための衿」である重ね衿。
似ているようで、似てない。
このようにはっきりと違いがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

是非、着物を着るなら
半衿と重ね衿を着物コーデを
楽しむ小物として

どんどん活用して行きたいですね。