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浅草着物レンタル講座❺「着物の魅力を紐解く」

美しい着物の魅力は、
何でしょうか?

ラフな洋服から一転
袖を通すと自然に背筋が伸びる。

この瞬間から変身出来るんです。

日本の民族衣装とも言うべき
着物は、洋服と違い
何故か特別感がありますよね。

これは、西洋の文化が
入って来た事により着物離れし
日常着では無くなったからでしょう。

だからこそ、
着物の良さや美しさを
たくさんの方々に知っていて
欲しいと思う今日です。

さて。。。
今回は、着物に関することを
違った視点から見てみましょう。

着物から生れた言葉が
あるって知ってましたか?

いくつが
ご紹介しますね。

 

 

まずは、

【辻褄】つじつま

着物では、ここを
褄(つま)と言います⬇️

辻褄の「辻」は、

道が十字に交差する部分を言い
「褄」は着物の裾が左右に合う場所を指します。

合うべき部分を意味しています。

道理などが合うことを
「辻褄が合う」
ちぐはぐなことを
「辻褄が合わない」
と用いられるようになりました。

だから着物は、
基本的に左右対称で
端と端をぴったりと折りたたむことが出来るんです。

【刑事】でか

明治時代の刑事って
今みたいな制服ではなく
角袖(かくそで)の着物を
着ていました。

それを見て
犯罪常習者たちの仲間内で
巡査のことを「カクソデ」と呼んでいたんですね。

隠語は読みを
逆さまにしたものが多く
今も昔も業界用語は逆さまにすることが多いようでが
「デソカク」とは言いにくいので
まん中の「ソク」を省略して
「デカ」となったと言われています。

諸説あり(笑)

【濡れ衣】ぬれぎぬ

奈良時代に行われた神事裁判の
故事からきていると言われています。
裁判は、何人かの容疑者に
濡れた着物を着せ
早く乾いたものが無罪となる方法だそうです。

本当の罪人は、罪を逃れる為に
着物を要領よく少し濡らし
ごまかして無罪になり
正しい者がよく有罪になったようです。

この故事から無罪なのに
有罪にさせられることを
濡れ衣と言うようになったと
言われています。

如何ですか?
着物って楽しくワクワクしますね。

まずは、
そうだったのかぁ~と

知らないこと。。。

深く掘り下げて行くと
紐解くのがどんどん
止められなくなりますよ。

 

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