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新緑の季節ですね。
目に見える緑が鮮やかに感じます。
今年は超大型ゴールデンウィークで
10連休と言う(笑)何とも凄い。
5月から新元号にもなり
新たなスタートを迎えます。
若葉の新芽のごとく
若々しいイメージの『令和』
これからが何かと楽しみな年になりますね。
さて。。。
まだまだ寒暖差があるこの時期ですが
言ってる間に(笑)
暑く感じる季節になるんですもんね。
かと言って
まだ浴衣は早すぎます。
外国の方が浴衣と着物の違いが分からないことが
よく話で聞くことがあります。
着る時期も意味も日本の文化を
正しく知ることは大事なことなんです。
洋服だと衣替えがありますよね。
着物にもあります。
日本古来からの衣服ですから…
簡単に説明すると
春➡️袷の着物 4月、5月→袷の着物
6月 単の着物
夏➡️単の着物 7月、8月→単の夏着物
7月、8月→浴衣
秋➡️袷の着物 9月 単の着物
10月 袷の着物
冬➡️袷の着物 11月〜3月 袷の着物
そして、
浴衣は夏に着る薄手の着物で
昔の浴衣の使用用途は寝巻パジャマ代りでしたが
現代では夏の遊び着として着られています。
やはり、最も暑い時期に着る浴衣ですから
4月5月や9月10月に着るなんて
季節外れで日本人であれば可笑く感じるハズです。
どこかの着物レンタルで3月?4月?に
浴衣を着せていたと聞いています。
いくら外国の方が分からないからとは言え
これは彼らに対して失礼なことだと思います。
ちゃんと着物と言うジャンルで
ここにはルールが存在することを知っていただきたいです。
。。。とまあ(笑)
硬い話をしてしまいましたが
折角、日本の素晴らしく美しい着物を
着ていただくのですから
少しくらいはお付き合いくださいませ。
そこで、ある事に気付きました。
着物や浴衣を着た時に
小さなバッグを皆さんお持ちになられます。
特に巾着タイプのもので紐が長いですよね。
どうやって持てばいいのか…
まず以下の画像で巾着が写ってます。
どれが正しい持ち方か分かりますか?
①
②
③
。
。
。
。
。
正解は②です。
①はトートバッグのような持ち方で
確かに使いやすそうではあります。
でも中身が落ちてしまいそうですね。
③は巾着の口が締まってて巾着の中の物を
落とす心配は無さそうですが…
長過ぎる紐がだらしなく見えます。
そんな訳で正解の②の
正しい結び方が⬇️⬇️こちら⬇️⬇️
紐を結ぶ時のポイントとして
紐の玉結びを外側に持つことです。
この玉結びが巾着のストッパーになります。
先ほどの⬆️イラスト解説でお分りいただけたと思いますが
男性用の巾着も結び方は同じです。
巾着の造りで紐が短い場合はそのまま口を締めてください。
程よい紐の長さがあれば
以下の様に結んでいただければ良いと思います。
はい! もう一度行ってみましょう(笑)
❶ 紐の玉結びを両端に
❷ 巾着の口を閉じる
❸ ひと結びする
❹ ちょうちょ結びをする
❺ ちょうちょの結び目に来るまで輪を広げる
❻ 全ての輪をそろえる
持ち方はこのように…⬇️
⬇️全ての輪を一緒に持つ
⬇️手首に輪を通して持つ
いかがでしたか?
今度、巾着をお持ちになる時
是非この正しい結び方で
お出かけしてみてくださいね。