ブログ
・Blog・
ブログ
浅草着物レンタル愛和服講座2「帯を結ぶおまじないとは?」
着物と言う素晴らしい衣装を
更に美しくするアイテムがあります。
それは、何かと言うと。。。
帯なのです!!!
またまた〜今更ね。
当たり前の事を言ってるって思います?
意外と知らないのが
帯の源流についてです。
ほら…(笑)
知りたくなってきましたよね。
さて。。。
帯は昔、古くは『オビ』と読まないで
『タラシ』と読んだそうです。
その当時の帯は現在の帯のようでなく
紐で、それを結び垂らした訳です。
『 結ぶ』とか『垂らす』は
当時の社会にあって
特別な意味を持ってたようです。
今日、帯といえば
着物がはだけないようにする目的と
装飾的効果なんですが
本来のあり方は深い…
腰のあたりに巻いた紐は
恋愛の象徴として感じ取られた時代がありました。
それを交換して互いに結び合う風習や
また、体を浄化する意味もあり
その紐を結んで垂らすことで
悪霊を寄せ付けない為のおまじないでした。
迷信に過ぎないと言ってしまえば
余りにもつまらないでしょ?
追憶のロマンとしておきましょう。
現在でも長い帯を巻いて結ぶのは
そう言った意味を保有しているのかも。
どうですか?
帯ひとつのことではあるけど
結びの思想は
『魂結び(たまむすび)』
古くは『産霊(むすび)』
言葉からしても結ぶ行為は
特別なものに思えてきませんか?
改めて着物には帯が大事であると感じます。
ただ華やかだけではないのです。
愛和服の着付け師が結ぶ帯は
お客様がより綺麗に素敵になるように
おまじないをかけてるのかも…よ(笑)
【ご予約フォーム】
お電話予約:03-6231-7232
ご来店お待ちしております。